アクリル系塗料
安価で利用しやすいですが、耐久性が4年から7年と短くひび割れが起こりやすいため、こまめなメンテナンスが必要です。長年塗装されていない屋根や新築で費用を抑えた場合にも使われることが多い塗料です。
ウレタン系塗料
耐久性が6年から10年あり、耐候性にも優れており、価格的にも利用しやすい塗料です。従来のスタンダードであり、前回の塗り替え時に使われている可能性も高い塗料の一つです。
ラジカル系塗料
塗料に含まれる顔料は紫外線に弱く、日光にさらされる間にラジカルと呼ばれる劣化因子を発生させて、塗膜の劣化を早める要因になります。ラジカル制御ができる塗料なら、劣化の原因を抑えてより耐久性を高めることが可能です。
シリコン系塗料
耐久性が8年から15年と長く、防カビ性や防汚性にも優れています。近年のスタンダード塗料の位置付けになっており、耐久性と性能・価格のバランスも優れて使いやすい塗料です。
フッ素系塗料
耐用年数が15年から20年と長く、抜群の耐久性を誇っています。その分価格が高いのはネックですが、長期的に見ると屋根塗装の回数が抑えられ、トータルコストを抑えるのに役立つ人気の塗料です。
遮熱塗料
太陽熱を遮断し、屋根に当たる太陽の日差しを反射することで屋根の温度上昇を抑える働きが期待できます。環境によっては屋根の表面温度が10℃以上も下がることも期待でき、室内の温度上昇を抑えて冷房効率を高め、省エネに役立ちます。